FirstClass 10.0の新機能
管理者デスクトップの変更
FirstClass 10へのアップデートを実行すると、以下の変更が適用されます。
• 監査中に、既存のすべてのFirstClassネットワークストアの内容に対してインデックスが自動的に付加されます。既存の内容に対するインデックスの作成にかかる時間はサイトによって大きく異なりますが、大規模なサイトでは完了までに数日かかる可能性があります。インデックス作成中は検索がうまくいかないことがありますが、インデックス作成が完了すると、標準的なWeb検索エンジンに匹敵する検索速度で検索ができるようになります。
• [Owner]メタグループが[Groups]フォルダに追加されます。
• 以下のグループが[Groups]フォルダに追加されます。これらのグループはOpen Textソーシャルメディアインタフェース専用で、Open Textソーシャルメディアをインストールした場合にのみ表示されます。
- Peer Registered Users
- All Communities
- All Profiles
- Private Community
- Public Community
- Public (Read Only) Community
- Secret Community
- Pending Invite
- Suspended Users
タイムゾーン
タイムゾーンシステムに新しいロケールが追加され、すべてのタイムゾーンルールがOlsonタイムゾーンデータベースの2009b改訂版に合わせて更新されます。
コンテナ
• Object Templates
アイテムの公開権限を持っているユーザが会議室やドキュメントなどを新しく作成したときに、その会議室やドキュメントが自動的にディレクトリに追加されるようになります。
Groups
• [Owner]メタグループ
サーバが「Owner」という名のメタグループを実装するようになりました。FirstClass10にアップグレードすると、[Owner]という名のユーザグループが[Groups]フォルダに追加されます。このグループは「Owner」という名前用のプレースホルダであるため、他の目的では使用しないでください。
権限を与えられたあらゆる種類のコンテナの権限フォーム(グループ、コンテナ)で、[Owner]グループを入力できます。サーバは、[Owner]グループが入力されていることを認識すると、そのコンテナの所有者に対してテストを行います。
ディレクトリ
• 名前で検索した会議室の表示
ディレクトリから会議室を直接開けるようになりました。
検索
• インデックス付加
検索がインデックスを使用して実行されるようになりました。また、検索結果が、上のベインでは場所(コンテナ)ごとに、下のペインではアイテム(ドキュメントとメッセージ)ごとに区別して表示されるようになりました。これにより、検索の速度と精度が向上します。
初回の監査のときに、検索用インデックスの作成準備のために、システム内のドキュメントを1つずつ開いて処理する作業が行われます。そのため、初回の監査は通常の監査よりもはるかに時間がかかることにご注意ください。インデックスの作成準備が完了すれば、FirstClassネットワークストア内に新しく作られる[index]サブフォルダに、インデックスの状態が毎晩書き込まれるようになります。
最新のインデックスのコピーが書き込まれる前に(何らかの理由で)サーバがクラッシュした場合、またはインデックスファイルに何らかの問題が起こった場合には、次回の監査でインデックスが最新の状態に更新されます。シャットダウンを要求したときにインデックスの作成がまだ完了していない場合、インデックスの作成は中止されます。インデックスがディスクから完全に読み込まれると、サーバコンソールにそのことが通知されます。
注意
非表示アイテムは検索結果として返されません。また、削除される予定のアイテムに対してインデックスは作成されません。
• 関連性スコア
サーバからクライアントに送信され検索結果は、関連性スコアによって並べ替えられた結果ではないことにご注意ください。クライアントのデフォルトの並び順は[最終更新日]ですが、[表示のプロパティの変更]を使用して[並べ替え]、[グループ化]、[降順]の各オプションを無効にすると、関連性スコアの高い順に検索結果が表示されます。
バッチ管理
• 診断
インデックス診断コマンドを、[サーバの監視]権限を持つすべてのユーザが利用できるようになりました。
• SETEXPORTFILTERS
VERSIONオプションが新しく追加されました。
• SETEXPORTOPTIONS
すべてのオプションを設定しなくても、必要に応じて1つのオプションだけを管理者が設定できるように変更されました。
監査機能の変更
• Audit summary
監査によって、Peer Registeredユーザの数と新しくインデックスが付加されたアイテムの数が表示されるようになりました。
例:
Archive accounts: 10
Users with a Voice DN: 144
Number of users expired: 45
Regular users: 572 Remote users: 7087
Peer registered accounts: 1
Archive accounts: 12
Users with a Voice DN: 455
Number of newly indexed items: 173
Number of items in index: 4239794
23 Blogs 68 Posts.
7 Communities 7 Items.
0 Documents 0 Messages 0 Files 93127 Events
Sorted 395 of 118104 containers found.
Skipped 50 read-only containers.
Repaired 1 of 2 problems found.
5 errors found.
• パフォーマンス
監査処理の速度を上げるため、インデックス情報は一括で処理されます。また、複数の監査を一度に実行できるようになりました。アカウントの監査では、事前に接続中のアカウントは強制ログオフされます。
• レポート
監査によって、監査結果とインデックスの不整合がレポートされます。また、ディレクトリの整合が取れているかどうかを判断する新しい診断チェックの結果が、監査レポートに反映されるようになりました。
パフォーマンスの向上
• 全般
処理速度の向上と処理の簡素化を図るために、パフォーマンスとインフラストラクチャに対してさまざまな強化が行われました。
• アーカイブサーバ
アーカイブサーバのゲートウェイセッションが(SMTPセッションのように)重要なタスクとして実行され、バックログ中に優先されるようになりました。これにより、アーカイブサーバのゲートウェイが、これまで以上にメッセージトラフィックに遅れずに対応できるようになります。
サーバモニタ
サーバモニタに、アカウントごとの進行状況バーが新しく追加されました.。
メトリクスの採用
[FCNS]フォルダ>[stats.dir]フォルダに、「adoption.csv」という新しいファイルが追加されました。このファイルは、サーバから収集したデータを記録します。その目的は、現在のユーザベースにおいてシステムがどれほど効率よく運用されているか確認することです。このファイルは正時に更新され、午前0時またはサーバの起動時にすべてのデータがリセットされます。データがレポートされるのは、午前0時、サーバの起動時、およびサーバのシャットダウン時です。また、サーバのシャットダウン時にもファイルが更新されますが、[Date]列にアスタリスクが付けられます。このファイルはXMLフォーマットです。
ライセンスの更新
ライセンスファイルが、ローカルのFirstClassアップデートサービスによって、アップデートサーバ経由で配信されるようになりました。一覧から更新ファイルを選択して[更新の適用]をクリックすると、FirstClass10.0のサーバライセンスを登録できます。KEYファイルのみであれば、これまで通り[システムプロファイル]の[ライセンス]タブから登録できます。
フォームの変更
注意
新しいフィールドは、FirstClass 10クライアントをインストールしなければ表示されません。
サーバモニタ
サーバモニタのウィンドウが内容に合わせて広くなり、[ワーカーのタスク]タブが新しく追加されました(FirstClassクライアント9.124)。また、[アクティビティ]タブにアカウントごとの進行状況バーが追加されました。
グループ権限
• [グループ権限]フォームの[サービス]タブに、[Blue FieldのWebドメイン]が追加されました。
• 非アクティブ状態のユーザアカウントを削除する日数を、[システムプロファイル]からだけではなく、[制限]タブからグループ単位で設定できるようになりました。
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