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FirstClass同期サービスのインストール
FirstClass同期サービスのインストール準備
FirstClass同期サービスをインストールする前に、Windowsベースのインターネットサービスクラスタをご利用のシステムにインストールして設定し、FirstClass同期サービスを実行できるようにしておく必要があります。FirstClass同期サービスはスタンドアロンのアプリケーションですが、インターネットサービスクラスタのインフラストラクチャを使用します。
ほとんどの場合は、以前に他の目的で作成したアクティブなインターネットサービスクラスタ上でFirstClass同期サービスを実行できます。
572004_44255_0.png 注意
Windows Activesyncデバイスに対応する必要がある場合は、この例にあてはまらないことがあります。Activesyncを使用するデバイスの多くは、80番ポートしか使用できないように設定されています。インターネットサービスは80番ポートを使用する必要があるため、FirstClass同期サービスをアクティブなインターネットサービスクラスタにインストールした場合、同期サービスはそれらのデバイスに対応しなくなります。対応できるようにするには、別のIPアドレスを持つ独立したインターネットサービスクラスタにFirstClass同期サービスをインストールし、インターネットサービスのデフォルトポートである80番を使用するように設定する必要があります。
クラスタおよびクラスタの設定について詳しくは、「インターネットサービスのクラスタリング」を参照してください。
FirstClass同期サービスのインストール
81203_42521_14.png        注意
以下の手順は、FirstClass同期サービスを初めてインストールする場合にも、旧バージョンをインストールしてある場合にも使用できます。
1       同期サービスのZIPファイルを展開します。
2       展開したファイルをインターネットサービスクラスタがインストールされているディレクトリに置きます。
FirstClass同期サービスを以前にインストールしたことがある場合は、展開した新しいファイルで置き換えます。
FirstClass同期サービスをインストールしたら、開始する前に登録と設定を行う必要があります。



FirstClass同期サービスの登録
FirstClass同期サービスは、スタンドアロンのアプリケーションサーバまたはWindowsのサービスとして登録できます。FirstClassサーバおよびインターネットサービスと同じく、FirstClass同期サービスをWindowsのサービスとして登録すると、Windowsの起動時に自動的に起動されるようになります。そのため、停電などが発生してWindowsを再起動しても、FirstClass同期サービスが自動的に再起動されるようになります。
FirstClass同期サービスを登録するには、以下の手順に従ってください。
1               FirstClass同期サービスをインストールしたマシンのWindowsデスクトップで、[スタート]>[すべてのプログラム]>[アクセサリ]>[コマンド プロンプト]を選択します。
2       FirstClass同期サービスをインストールしたハードドライブ上の[FCServer]フォルダに移動します。
3       以下のいずれかの操作を行います。
        FirstClass同期サービスをスタンドアロンのアプリケーションサーバとして登録する場合は、「fcsync /RegServer」と入力して[Enter]キーを押します。
        FirstClass同期サービスをWindowsのサービスとして登録する場合は、「fcsync / Service」と入力して[Enter]キーを押します。
        登録の確認画面が表示されます。
FirstClass同期サービスの登録後に、他の登録方法に変更する場合
1       「fcsync /UnregServer」と入力して[Enter]キーを押して、登録を無効にします。
2       FirstClass同期サービスを登録しなおします。
登録は起動時に有効になります。FirstClass同期サービスを登録したら、設定を実行できます。



FirstClass同期サービスの設定
FirstClass同期サービスのポートの設定
80番以外のポートが使用できないように設定されているWindows Activesyncデバイスに対応する必要がある場合を除き、FirstClass同期サービスでは7692番ポートを使用することをお勧めします。
81203_42521_14.png        注意
80番ポートのみを利用できるWindows Activesyncデバイスに対応する必要がある場合、ポートを設定する必要はありません。ポートはデフォルトで80番に設定されています。
旧バージョンのFirstClass同期サービスで8080番やその他の利用可能なポートを使用するよう設定している場合は、今バージョンでも引き続きそのポートが使用されます。
ポートを設定するには、以下の手順に従ってください。
1       FirstClass同期サービスをインストールしたハードドライブ上にある[FCServer]フォルダから、inetsvcs.cfファイルを開きます。
        inetsvcs.cfファイルは設定用のファイルで、ログインに使用するINETSVCS.fcファイルとは異なりますのでご注意ください。
        inetsvcs.cfファイルを右クリックして、「メモ帳」で開くことができます。
2       ファイルにすでに記載されているテキストの下に、以下のテキストをコピーします。
[SyncServices]
PROTOCOL_PORT = 7962
FirstClass同期サービスの他のパラメータの設定
FirstClass同期サービスの他のパラメータは、必ずしも設定する必要はありません。多くの場合、FirstClass同期サービスのデフォルトのパラメータ設定だけで十分です。ただし、必要に応じて、お使いの環境でFirstClass同期サービスのパフォーマンスを最適化するために、以下のパラメータをinetsvcs.cfファイルで設定できます。


設定パラメータ
機能
SYNCML_MAX_PACKET_SIZE

許可するネットワークパケットの最大サイズをバイト単位で制限します。デフォルトは0です。ネットワークパケットの最大サイズは無制限となり、デバイスによって制御されます。
81203_42521_14.png        注意
このパラメータは以前のSYNC_PACKET_SIZEです。SYNC_PACKET_SIZEですでに設定をしている場合は、今バージョンでも引き続きその設定が利用されます。
SYNCML_ENFORCE_MD5_AUTH

デフォルトは0です。認証タイプをクライアント側で決定します。
1にすると、MD5認証を強制します。
81203_42521_14.png        注意
このパラメータは以前のENFORCE_MD5_AUTHです。ENFORCE_MD5_AUTHですでに設定を している場合は、今バージョンでも引き続きその設定が利用されます。
ACTIVESYNC_MAX_WINDOW_SIZE
1つのメッセージでデバイスに送信できるアイテムの最大数を設定します。デバイスでも最大アイテム数が設定されているため、サーバはこの2つの値のうち小さい方の値を使用します。デフォルトは25です。
ACTIVESYNC_MAX_PING_INTERVAL
デバイスの「プッシュ」要求間隔(通常は8~10分)を無効にして、新しい値を設定します。この値は、ActiveSyncの「プッシュ」が開始されたときにアップデートの有無を確認し、アップデートがある場合はデバイスに送信する時間の間隔を分単位で表したものです。デバイスでもこの値が設定されているため、サーバはこの2つの値のうち小さい方の値を使用します。デフォルトは8です。
81203_42521_14.png注意
この値を1~2分に設定すると、デバイスによってはバッテリの消耗が早くなることがあります。

ACTIVESYNC_SESSION_TIMEOUT_INTERVAL
同期の完了後に、デバイスが維持するセッションのタイムアウト間隔を秒単位で設定します(デバイスによっては、同期完了後もセッションが正しく終了せず、次のデータが来るまでセッションが維持されることがあります)。デフォルトは8です。
ACTIVESYNC_HIGH_VERSION = 120
対応するActiveSyncプロトコルのバージョンの最大値を、デフォルトの12.1ではなく12.0に設定します。バージョン12.1のActiveSyncで問題が発生する一部のデバイス(特にiPhone 3.0ベータ版)で、バージョン12.1を使用しないようにする場合にこの設定を行います。FirstClass同期サービスで対応するActiveSyncの最大バージョンが12.0となるため、デバイスはバージョン2.5または12.0のActiveSyncの使用を強制されます。
LOG_LEVEL
起動時のログレベルを設定します。具体的には、FirstClass同期サービスのコンソールに表示される情報の量、およびFirstClass同期サービスのインストール場所に毎日作成、保存されるログファイルに記録される情報の量を制御します。ログレベルの値は、[標準]、[詳細]、および[デバッグ]で、情報量は[標準]が最も少なく、[デバッグ]が最も多くなります。デフォルトは[標準]です。ログレベルは、FirstClass同期サービスのコンソールでも設定できます。
TRACEXX,
Xxはインデックス番号(01~99)
起動時のトレースコンポーネントのログを設定します。トレースコンポーネントのログオプションを使用すると、特定のイベントをトレースし、問題の解決に利用できるようになります。値は、トレースコンポーネントのメニューオプション(DISPATCHER、TRANSPORT、HTTP、FC_API、FC_API-ENUMERATION、SYNCML_SESSION、SYNCML_DECODE、SYNCML_ENCODE、SYNCML_DECODE_DETAILS、SYNCML_ENCODE_DETAILS、ACTIVESYNC_SESSION、ACTIVESYNC_DECODE、ACTIVESYNC_ENCODE、ACTIVESYNC_DECODE_DETAILS、ACTIVESYNC_ENCODE_DETAILS)により、[TRACE01]、[TRACE02]、[TRACE03]などとなります。トレー スコンポーネントのログは、FirstClass同期サービスのコンソールでも設定できます。
572004_44255_0.png        注意
トレースコンポーネントのログ機能を有効にするには、ログレベルを[デバッグ]に設定して、トレースコンポーネントのログオプションを選択する必要があります。

これらのパラメータを設定するには、以下の手順に従ってください。
設定するパラメータを、inetsvcs.cfファイルの「SyncServices」セクションに追加します。
例:
[SyncServices]
PROTOCOL_PORT = 7962
SYNCML_MAX_PACKET_SIZE = 5000
SYNCML_ENFORCE_MD5_AUTH = 1
ACTIVESYNC_MAX_WINDOW_SIZE = 20
ACTIVESYNC_MAX_PING_INTERVAL = 5
ACTIVESYNC_SESSION_TIMEOUT_INTERVAL = 5
ACTIVESYNC_HIGH_VERSION = 120

基本的なトレースコンポーネントが設定された通常の[デバッグ]ログレベルで起動するための設定例

LOG_LEVEL = DEBUG
TRACE01 = SYNCML_SESSION
TRACE02 = SYNCML_DECODE
TRACE03 = SYNCML_ENCODE
TRACE04 = ACTIVESYNC_SESSION
TRACE05 = ACTIVESYNC_DECODE
TRACE06 = ACTIVESYNC_ENCODE
TRACE07 = FC_API
設定の変更は起動時に有効になります。FirstClass同期サービスのインストール、登録、および設定を完了したら、FirstClass同期サービスを開始できます。



FirstClass同期サービスのライセンス
FirstClass同期サービスは、ライセンスがなくても実行できます。このモードでは、FirstClass同期サービスは、ログインした最初の50名のユーザをサポートします。このモードは、FirstClass同期サービスにアクセスするユーザ数が限られている小規模なシステムに有効です。また、大規模なサイトにとっても、導入前にFirstClass同期サービスを評価するために使用できます。ライセンスをインストールすると、FirstClassシステムを利用するすべてのユーザがFirstClass同期サービスを利用できるようになります。
FirstClass同期サービスライセンスをインストールするには、以下の手順に従ってください。
1       管理者デスクトップで[管理]>[システムプロファイル]を選択します。
2       [ライセンス]タブで[ライセンスファイルの登録]をクリックします。
3       FirstClass同期サービスのライセンスファイルがある場所を参照し、名前(nnnnnnn.LIC)を選択します。
        アップロードしたライセンスファイルが、ライセンスフォームの[ライセンス登録結果]と[ライセンスの概要]の欄に表示されます。