ロゴ:
   履歴の表示
 
バナー:
 
 A168
 


InetSvcs.cfファイル
InetSvcs.cfファイルはインターネットサービス実行ファイルと同じフォルダ内にあり、インターネットサービス起動時の初期オプションの一部を設定するために使用します。このファイルは、[Config]と[Debug]の2つのセクションから構成されています。
[Config]セクション
InetSvcs.cfファイルの[Config]セクションには、以下の2つのスイッチを記述できます。
Console = [-1 | 0 | 1]
および
Logging = [-1 |  0 | 1].
また、以下の信号設定を含めることができます。
SET_SIGUSR1
SET_SIGUSR2
SET_SIGINFO
SET_SIGVTALRM
Consoleスイッチは、インターネットサービス実行時にコンソールを表示するかどうかを決めるために使用します。このオプションが設定できるのは起動時だけです。この設定を変える場合は、スイッチの値を変更してインターネットサービスを再起動する必要があります。
Loggingスイッチは、インターネットサービスの実行中にログ情報をディスクに記録するかどうかを決めるために使用します。Consoleスイッチとは異なり、この設定はインターネットサービスの実行中でも変更できます。[インターネットモニタ]の[コントロール]タブで[ログをディスクに書き込み]ボタンを使用するか、またはインターネットサービスのコンソールで[Diagnostics]>[Console to File]を使用します(コンソールが表示されている場合)。
20100608_150041_0.png注意
[ログをディスクに書き込み]と[Console to File]による変更は一時的に反映されるだけで、インターネットサービスを再起動すると(InetSvcs.cfファイルで設定されている)デフォルト設定に戻ります。
ConsoleスイッチとLoggingスイッチは、どちらも3つの値を取ることができます。
•     1(有効)
•     0(無効)
または
•     -1(デフォルトを使用)
各スイッチのデフォルト値は、インターネットサービスを実行しているプラットフォームと、その実行モードによって決まります。インターネットサービスがWindowsのサービスかUnixのデーモンとして実行された場合、デフォルトではコンソールは無効になっています。それ以外の場合は有効になっています。
20100608_150041_0.png注意
Linux版およびMac OS X版のインターネットサービスでは、コンソールを利用できません。その場合、このスイッチの設定は無視されます(コンソールは常に無効です)。
通常、ログファイルの取得は、コンソールが有効な場合は無効に、コンソールが無効な場合は有効になっています。
OS X版およびLinux版のインターネットサービスは、インターネットサービスのプロセス宛に送信して一部のコマンドを起動できる信号のセットをサポートしています。処理される信号のリストは、fcisdを-help引数とともに起動すると、デフォルトの動作とともに出力されます。


SIGQUIT(3)
Quit
SIGHUP(1)
Get Configuration
SIGINFO(29)
Task List (OS X only)
SIGVTALRM(26)
Task List
SIGUSR1(10/30)
Force Internet Connection (10 on Linux/30 on OS X)
SIGUSR2(12/31)
Flush HTTP Cache (12 on Linux/31 on OS X)

上記の動作は、[Config]セクションにあるinetsvcs.cfファイル内のエントリで、次のキーワードを利用して再定義できます。
SET_SIGUSR1
SET_SIGUSR2
SET_SIGINFO
SET_SIGVTALRM
各キーワードの値は、1つのコマンド番号として記述するか、または二重引用符で囲んだ複数のコマンド番号をコンマ区切りで記述します。コマンド番号は、以下のように、FCUTILコマンドに与えられる番号と同じものになります。

コマンド番号
コマンド/診断メニュー項目
1100
Display Service Task List
1101
Display DNS Cache
1102
Display Kernel Task List
1103
Display Kernel Statistics
1104
Flush HTTP Cache
1107
Display HTTP Cache
1110
Display Import Tables
1111
Console to file
1112
Display Temporary IP Block List
1113
Flush Temporary IP Block List
1114
Display Blackholed Connections
1115
Flush Blackholed Connections
1116
General Statistics
1117
Reset Log levels
1118
Zero All Log levels
1119
Display Abuse List
1120
Flush Abuse List
1121
Display Alias Tables
1122
Display MIME Types
1130
Turn SyncServices console off
1131
Turn SyncServices console on
1150
Display Memory Leak statistics (special versions only)
1151
Start Memory Leak tracking (special versions only)
1152
Stop Memory Leak tracking (special versions only)
1153
Display Memory Tracking list (special versions only)
1154
Display Memory Handle table (special versions only)
10000
Get Configuration
10001
Force Internet Connection
10002
Set Priority to High
10003
Set Priority to Medium
10004
Set Priority to Low
10005
About Internet Services
10006
Shutdown Internet Services

例えば、USR1信号が受信されたときにカーネルタスク一覧を表示し、続けてカーネル統計値を表示するには、inetsvcs.cfファイルに以下のように番号を追加します。
[Config]
SET_SIGUSR1 = "1102, 1103"
[Debug]セクション
InetSvcs.cfファイルの[Debug]セクションは、インターネットサービスのデバッグの開始レベルを設定するために使用します。このファイルで使用されるデバッグのキーワードは、「DBG_」という接頭辞です。例えば、
インターネットサービス起動時にHTTPサーバのデバッグの開始ログレベルを3に設定するには、InetSvcs.cfファイルの[Debug]セクションに以下の行を追加します。
DBG_ICHTTP = 3
HTTPのデバッグキーワードは「ICHTTP」であるため、このように記述します。


インターネットサービスのログファイル取得
インターネットサービスでは、ログ情報をディスクに記録するように設定できます。こうすれば、後でログ情報を調べることができます。インターネットサービスのログファイルは、InetSvcs.log(Windows)またはfcisd.log(Mac OS X)という名前です。このファイルはインターネットサービスの実行ファイルと同じフォルダ内にあります。
インターネットサービスは、起動時に新しいログファイルを作成し、古いログファイルの名前をInetSvcs.OLD(Windows)またはfcisd.old(Mac OS X)に変更します。それより前に作られたinetsvcs.oldファイルは削除されます。
デフォルトでは、インターネットサービスがコンソールなしに実行されていない限り、インターネットサービスのログファイル取得は無効になっています。また。インターネットサービスがコンソールを利用できない(一部のUnix)プラットフォーム上で実行されている場合や、WindowsサービスまたはUnixデーモンとして実行されている場合には、この設定は無視されます。
ログファイルの取得は、InetSvcs.cfファイルを使用して起動時に有効または無効にできます。また、インターネットサービスの実行中は、インターネットモニタから、またはインターネットサービスのコンソールにある[Diagnostics]メニューから設定できます。